スポーツマックス(SPORTMAX)が2022年秋冬コレクションを発表。 リリスや女優、ピンアップガールを再解釈 いくつものドアが並ぶ“空中回廊”を舞台に披露された、スポーツマックスの2022年秋冬コレクション。“Dial 'S' for…”をキーワードに、女性性へ向けられるあらゆる固定概念の“解体”を試み、挑戦と誘惑をはらんだ、パワフルかつボディコンシャスなルックを展開する。 コレクションの礎となったのは、集合的無意識の中で形成されてきた“女性”たち。アダムの最初の妻と言われ、のちに悪魔になったとされるリリスや、ヒッチコック監督の映画『めまい』で魔性の女を演じた女優キム・ノヴァク、映画『ロジャー・ラビット』に登場する架空のピンアップガール ジェシカ・ラビットなどの姿を、ブランドのフィルターを通すことで解釈し直し、新たなセックスシンボルを提案した。 アワーグラスシルエットを操って 再構築のヒントとなったのが、女性の社会進出に転機が訪れた1940、80、90年代のファッションだ。例えば、1940年代にはアワーグラスシルエットのジャケットが登場。コレクションでは、しっかりとしたテーラード構造×ボディの探求のコンビネーションという形で表出されている。